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藤岡、2試合連続2桁奪三振…連覇へ前進

 準々決勝の残り2試合が行われ、連覇を狙う東洋大(東都)と九州共立大(福岡六大学)が4強入りを決めた。東洋大はプロ注目の藤岡貴裕投手(4年・桐生一)が7回2安打無失点と好投。2試合連続の2桁奪三振となる毎回の13三振を奪った。11日は神宮で午後1時から九州共立大‐東洋大、東京国際大‐慶大の準決勝2試合が行われる。

 藤岡が慣れ親しんだマウンドで躍動した。東京ドームの初戦で大会タイ記録の19奪三振。この日は“ホーム”の神宮に舞い戻り、再び快投を披露した。二度の3者連続を含む毎回の13奪三振。「やっぱり神宮はいいですね」と2戦連続の“Kラッシュ”に顔をほころばせた。

 初戦は147キロ止まりも、この日は自己最速にあと1キロと迫る152キロをマーク。スライダーの切れも抜群で、相手打線を寄せ付けなかった。六回1死からは珍しくフォークで空振り三振を奪い「最近投げてなかったので。点差もあったし、今後使えるように」と意図を明かした。

 2戦合計で32奪三振。創価大・八木智哉(現日本ハム)が持つ大会記録の49奪三振も視界に入ってきたが「数字は意識せずにやっていきたい」と勝利だけを追い求める。

 ネット裏では日米13球団が熱視線を送った。阪神の菊地東日本統括スカウトは「ストレートに力があり、制球もいい。文句なしのピッチング」と評価。また、ロッテはこの日のスカウト会議で1位指名を正式に表明。それに対し藤岡は「うれしいです。公言してもらった以上は恥じない投球をしたい」と話した。

 連覇へ向けて一歩前進。高橋監督は「準決勝は休ませたい」と決勝を見据えて温存の意向だが、絶対エースは「いけと言われたら、いけるように準備します」と力強く言い切った。
(デイリー)
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