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147キロ右腕、東洋大姫路・原12K完投勝利…春季兵庫大会

 春季高校野球兵庫県大会が行われ、プロ注目の東洋大姫路のMAX147キロ右腕、原樹理(3年)がセンバツ8強の加古川北打線から12三振を奪う快投。7安打1失点完投勝ちで準々決勝に進出した。社はエース左腕、阿比留拳(3年)が9回5安打1失点と好投、昨春Vの報徳学園との接戦を制した。センバツ出場の2校はともに2回戦で姿を消した。
 ラストは迷いなく、こん身の直球で空振り三振を奪った。加古川市出身の原は「今日は負けたら帰れないと思っていた」。最速145キロをマークした直球中心の投球で2試合連続となる2ケタ三振を奪い、負けられない地元のライバルを撃破した。

 快投のヒントは3日前に得た。たまたまテレビで目にした阪神・久保の投球フォームから「タメをつくること」のイメージをつかみ、即実践した。器用さに加え、昨秋から体重は約10キロ増の70キロとなり、球速が5キロアップした。巨人・渡辺スカウトは「以前より良くなっている。(08年センバツ4強の)佐藤(翔太=現東洋大)より上」と潜在能力の高さを評した。

 チームはこの3年間、夏の県予選はたった1勝と低迷。今年1月に5年ぶりに復帰した藤田明彦監督(54)は「原は気合が入っていた。今日は勝たないとチームの自信にならなかった」と目を細めた。「強い東洋」復活のカギを握る原は「野手に背中で見せる投球をしたい」と頼もしかった。

 ◆原樹理(はら・じゅり)1993年7月19日、兵庫・加古川市生まれ。17歳。小学1年から軟式のTAKASHOで投手として野球を始め、加古川中部中でも投手。高校では1年夏からベンチ入り、2年夏から背番号1。179センチ、70キロ。右投右打。家族は両親と兄2人。
(報知)
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