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東海大・菅野7安打完封!無失点記録45回に更新

 今秋ドラフトの目玉で、既に巨人が1位指名を表明している東海大・菅野智之投手(4年)が24日、日体大戦に先発し7安打完封勝利を挙げた。これで昨秋からのリーグ戦連続イニング無失点を45回に更新。94年に山内泰幸(日体大=元広島)が樹立したリーグ記録の48回2/3に迫った。25日の同2回戦でもリリーフで登板予定。無敵の快進撃でドラフトイヤーを突っ走る。

 最速157キロ右腕にも気負いがあった。リーグ戦の天王山となる日体大戦。相手先発は2試合連続完封中の辻。引っかけてのワンバウンドが目立ち、力みから直球が走らない。「体が突っ込み、フォームも理想にほど遠い。いつ点を取られてもおかしくなかったが、そこで抑えられたのは少しは成長できたのかな」。試合の中での修正が、エースの器の証明だった。

 本来は150キロ台中盤の速球でグイグイ押す投球スタイルだが、2巡目以降は速球を封印し、カットボール、スライダー中心。「変化球を投げるうちに、腕が振れるようになった」。最大のピンチとなった6回2死満塁で一気にギアを上げた。この日最速149キロの直球で内角を突き、5番・宮里を遊ゴロ。昨秋の明治神宮大会決勝・早大戦では、同じ6回2死満塁から逆転打を許した。「その時のことがよぎった。抑えてモヤモヤが晴れました」。その裏に味方がリードを3点差に広げると、重圧からも解放された。6回までは2三振止まりが、残り3イニングで5三振を奪って締めた。

 昨秋リーグ戦の9月20日武蔵大戦の7回から、45回連続無失点。記録更新を射程にとらえた。大学ラストイヤーの開幕前に「全勝優勝と防御率0・00を狙う」と宣言した通りの快投。きょう25日の2回戦の連投指令も受けており「終盤3回くらい、いくと思う」とストッパーとして登板する覚悟だ。

 試合後には同じく白星を挙げたプロ注目の明大・野村から勝利の報告を受けた。「失点を悔しがっていましたけど、お互い励まし合ってやっています」と菅野。目指す大学日本一、そしてプロの世界へ。投手としての幅は、末広がりの成長を見せている。

 ▼東海大・横井人輝監督(完封勝利の菅野について)いいか、悪いかと言ったら、あまり良くなかった。直球が抜けてコントロールできなかったが、うまく修正していった。
(スポニチ)
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