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金沢・釜田、初戦敗退も150キロ甲子園デビュー

 敗れこそしたが、“北陸の速球王”が鮮烈な甲子園デビューを飾った。初回2死。金沢・釜田が投じた3番・柴田への2球目だった。外角直球で空振りを奪うと「150km/h」が場内に表示された。松坂大輔(Rソックス)、由規(ヤクルト)と並ぶ大会5位タイの球速だ。
 5回2死まで走者を許さず。大記録すら予感させたが、「後半、疲れが出た。1点もやれないという気持ちが強すぎた」。5連続を含む11奪三振も、味方の守乱と8安打で4失点。だが、寒空の下、1万3000人の観衆とネット裏のスカウト陣は熱かった。巨人・山下スカウト部長は「腕の振りが速く、素材としては申し分ない」とポテンシャルを絶賛した。

 昨秋以降、「打たれない直球を」とフォーム改良に着手。工藤公康(前西武)を動画サイトで見て参考にした。この試合でも、直球で12の空振りを奪った。「手応えは感じる。夏までに完成度を上げたい」。“勝てる投手”に成長し、今夏、聖地に戻る。
(報知)
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