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中根1位指名熱望!東北福祉大を日本一へ

 プロ注目の東北福祉大・中根佑二投手(3年)が「プロに行くからには1位でいくしかない」と今秋のドラフト1位指名を熱望した。最速148キロ右腕の上位指名は揺るぎないが、この1年で“不動の評価”を得る意気込みだ。1位指名を目標に、「全試合完投」でフル稼働。チームを日本一へ導き、“ナンバー腕”をつかみ取る。

 中根が堂々と言い切った。今秋のドラフト上位候補が、1位指名を目指して気合十分だ。

 「プロにいくからには1位でいくしかない。そのためにも今を必死にやるしかないです」

 対戦した打者が「低め(の球)が伸びて浮き上がってくる」と表現する最速148キロのストレートを軸にした本格派右腕は、スライダー、チェンジアップ、フォークボールといった変化球のキレも抜群。昨季はリーグ戦で春夏ともに5勝、計10勝0敗と負けなし。全日本大学選手権1回戦の仏教大戦や、明治神宮野球大会の東北地区代表決定戦で八戸大戦に2度先発するなど、3年生ながらエースとして大事な一戦で必ず先発してきた。

 しかし、仏教大戦と2度先発した八戸大戦はいずれも途中降板。選手権は初戦敗退で、明治神宮大会には出場できなかった。八戸大は2試合とも楽天にドラフト1位で入団した塩見貴洋投手が完投勝利。エースはかくあるべき-を痛感させられた。最上級生となる今季、掲げた目標は“全試合完投”だ。

 「先輩もいなくなったし、自分が(投手陣を)引っ張っていかないといけない。全試合先発完投が目標です」

 練習にもこれまで以上に意欲的に取り組んでいる。長距離、中距離、ダッシュと、さまざまな種類の走り込みを敢行。平行してウエートトレなどもこなし、体力アップを心がけている。

 山路哲生監督(44)も「力を余して完投できるくらいの体力をつけてほしい」と激励。1年間フルに働き続け、チームの目標である日本一を達成すれば、プロの評価は自ずと高まるというものだ。

 昨年は4年生に好投手が多かったため、中根以外の投手は公式戦の経験が少ない。今まで以上の期待と比重が中根にかかってくる。

 「オレがやるんだ、オレしかいないと自分に言い聞かせてやっていきたいです」

 これぞエースのどん欲な姿勢。出る試合は最後までマウンドに仁王立ちで、全国に“中根あり”をアピールする。
(サンスポ)
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