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どうなる今年のドラフト、主役は“ビッグ3”

 日本ハムに入団した斎藤佑樹(早大)ら「ハンカチ世代」が注目を集めた昨年のアマ球界。今年もドラフト戦線の目玉は、最速157キロを誇る東海大の菅野ら大学生投手になりそうだ。

 東海大は7日に今年の初練習を行ったが、巨人、阪神、西武など9球団があいさつに訪れた。巨人は先月のスカウト会議で今秋のドラフト会議での1位指名を決めており、清武英利球団代表が直々に訪れる力の入れよう。清武代表は「巨人の意思をお伝えするということ。本人と大学に誠意を示した」と話した。

 東海大相模高時代から巨人の原監督のおいとして注目された菅野。大学に進み、本格派右腕として1年秋から活躍。昨夏の世界大学選手権では準々決勝の台湾戦で5回無失点と好投し、日本の銅メダル獲得に貢献した。

 巨人だけでなく、多くの球団が1位指名を狙うのは間違いなく、菅野は「多くの球団に評価していただいて光栄。自分自身、そういう選手になりつつあるという、うれしい気持ちがある」と勝負のシーズンに気を引き締めている。

 菅野とともに「大学生投手ビッグ3」を形成するのが東洋大の藤岡、明大の野村だ。藤岡は150キロ超の速球とキレ味鋭いスライダーが武器の左腕。昨年6月の大学選手権では決勝で菅野に投げ勝って日本一。最高殊勲選手にも選ばれた。5日の「練習始め」にはロッテなど8球団のスカウトが集まり、注目度の高さをうかがわせた。

 野村は9日に始動したが、こちらにソフトバンク、広島など7球団が視察した。広陵高時代に夏の甲子園準優勝投手となった右腕は堂々としてマウンドさばきで1年春から神宮のマウンドに上がり、大学通算では19勝。昨年の斎藤佑に続く30勝達成を手土産にプロ入りを果たすと意気込む。

 ビッグ3に続くのが近大の中後。上手と横手を使い分ける変則フォームから、150キロの速球を投じる左腕は10日の練習始めを行い、阪神など日米5球団が訪れた。今季の成績によっては菅野らの評価に肩を並べる可能性を秘めている。

 野手でトップクラスの評価を受けているのは慶大の伊藤。世界大学選手権では日本代表の4番に座り、3本塁打を放った。高校生は帝京高の伊藤、金沢高の釜田ら本格派右腕に逸材がそろう。まだ発展途上だけに、どれだけレベルアップするか楽しみだ。
(サンスポ)
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