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花巻東・大谷、甲子園で夢の160キロ超えだ

 花巻東(岩手)のエース・大谷翔平(2年)が、来春までにMAX160キロ超えを宣言した。4月の練習試合で自己最速の151キロをマークしたが、夏の岩手県大会前に左股関節を故障。夏は活躍できずに終わった。秋の東北大会も準決勝で敗れたが、優勝した光星学院(青森)が11月の明治神宮野球大会で優勝。「神宮大会枠」でのセンバツ甲子園出場の可能性が広がった。大谷は夢舞台で最速球を投げることを目指し冬に鍛える。

 グラウンド一面に広がる銀世界を溶かしそうな情熱で、大谷がはっきりと口にした。「今は最速160キロを目指しています。甲子園では160キロ台の数字を投げてみたい」。ビッグマウスではない。自分を見つめて立てた目標だ。

 今年4月、光星学院との練習試合で自己最速の151キロをマーク。夏の甲子園では、左股関節の骨端線損傷を抱えながら150キロを出した。2年生では05年夏の駒大苫小牧・田中将大(現楽天)以来、2人目の甲子園最速タイ記録だ。「自分が周囲の人より速いボールを投げられるのは武器であり、長所。そこを伸ばしたい」と力を込めた。

10月の東北大会時は78キロだった体重は現在、86キロにアップ。朝3杯、夜7杯のどんぶり飯に加え、練習の合間に弁当を食べる。学校の休み時間もおにぎりなどを食べる。「おなかが減っている時間を作らないようにした」。身長191センチはこの春に測定したもので、「多分、伸びていると思う」という。

 12月から傾斜のあるマウンドは使わず、捕手も立たせたままの投球練習を開始した。神宮枠が東北地区に来たことでセンバツ甲子園出場も有力になってきた。1月からは本格的なピッチングを開始する。大谷は、さらなる進化を遂げて吉報を待つ。

 ◆大谷 翔平(おおたに・しょうへい)1994年7月5日、岩手・水沢市(現奥州市)生まれ。17歳。姉体小2年の時に水沢リトルで野球を始める。水沢南中では一関シニアに所属。花巻東では1年春からベンチ入りし、同秋からエース。191センチ、86キロ。右投左打。家族は両親と兄、姉。
(報知)
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