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ポスト球児!東海大・菅野“急襲指名”も

 阪神・真弓明信監督(58)ら現場サイドが、今秋ドラフトで“ポスト藤川球児”として東海大・菅野智之投手(21)の1位指名を要望していることが21日、分かった。球団は今月末のスカウト会議から本格的な戦略協議に入る。現状、慶大・伊藤隼太外野手(22)の1位指名が基本線となりそうだが…ドラフト当日まで、巨人が1位指名を宣言する157キロ右腕の“急襲指名”も狙いすますことになりそうだ。

 ポスト金本で慶大・伊藤なのか、ポスト藤川球児で東海大・菅野なのか‐。有望な投野の即戦力候補がそろう10月27日のドラフトまで残り1カ月あまり。虎の現場サイドから、近い将来に藤川の代役となれる有望株として、157キロ右腕・菅野を1位指名する要望が上がっていることが明らかになった。

 関係者によると、球団と来季に向けたチーム構想を話し合っている真弓監督も、菅野指名を希望しているもようだ。

 今季の阪神の終盤必勝リレーは、久保田‐小林宏‐藤川の『KKK構想』でスタート。盤石のフル稼働が期待されたが…。シーズン序盤から久保田の調子が上がらず2軍降格。小林宏も不安定な投球が続き、夏場の要所で再調整を命じられ、来季以降に向けては必勝リレーの再構築も急務となる。

 今季に関しては新人左腕の榎田が、中継ぎの柱として奮闘しているが、現場には来年以降は先発起用したい思惑もあるという。

 球団は今月末に開くスカウト会議を皮切りに、ドラフト当日まで、入念なシミュレーションを行い、ドラフト戦略を協議する。現状では野手No.1と評価する、慶大・伊藤の1位指名が基本線となりそうだ。20日には南球団社長が慶大に伊藤視察に出向くプランも明らかにしている。

 ただし、球団関係者は「はっきり言って、1位指名はドラフト前日に決めればいい話だ」と意味深長に話した。

 阪神の近年のドラフト1位指名は、毎年、比較的早い時期に1位指名選手を決定してきた。競合した際のクジ運にも恵まれていないが、戦略的にもストレートすぎた感はぬぐえない。

 一方で、菅野に関しては巨人が昨年末、早々に1位指名を宣言しており、競合は避けられない流れだ。ただ坂井オーナーも、他球団の指名宣言に関しては「そんなん関係ないわ」と、競合覚悟でのドラフト指名を求めている。

 今後は、ここに即戦力投手では東洋大・藤岡、高校生野手では東海大甲府・高橋ら1位候補を加えベストの戦略を練り上げる。ただし、巨人の“菅野・一本釣り”に阪神が待ったをかける可能性は十分。果たしてドラフト当日、虎が真弓監督の意向で、急襲指名を仕掛けるのか‐。
(デイリー)
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tag : 阪神ドラフト情報

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