スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

吉永完封V 早大受験へ/夏の甲子園

 日大三(西東京)が2001年(平13)以来10年ぶり2度目の優勝を果たした。エース吉永健太朗投手(3年)は散発5安打、今大会2度目の完封で締めくくった。

 やっと笑えた。日大三・吉永が思いきり投げ込んだ高めの直球に、光星学院・荒屋敷のバットは大きく空を切った。5安打完封。「最後は三振を狙いました。この優勝のためにやってきた。気持ち良かった」。両拳を突き上げ、白い歯を見せてにっこり。最高の瞬間を聖地のマウンドで迎えられる。それは日本一のエースの勲章だった。

 春以降、吉永の表情は晴れなかった。「優勝候補」「大会NO・1投手」。センバツでのしかかった言葉だ。その重さを受け止めきれず、4強で敗退。帰京後には肩の痛みを訴えた。5月の関東大会は出番なく、準決勝敗退。キャッチボールや遠投すら満足にできない背番号「1」に、野手陣の信頼は揺らいでいった。

 そんなとき事件は起きた。選手間ミーティングで主将の畔上が一喝。「お前がしっかりしないでどうすんだよ! エースだろ」。痛みも、投げることへの恐怖も、誰も代わってはくれない。肩が張っても遠投の距離を延ばし、チューブでインナーマッスルを鍛えた。西東京大会前には畔上に「甘えてて悪かった」と謝罪。吉永は少しずつ、「エース」になっていった。

 4カ月前とは別人だった。3連投で球威が落ちても「試合を重ねるごとに球に指がかかる」。リリース時に回転をきかせてフライアウトを増やし、最後の1球もこの日最速タイの145キロを計測。自由自在に白球を操った。全6試合中5試合で完投するなど766球を投げ、肩のスタミナも克服した。

 今大会では自己最速の149キロもマークし、プロスカウトの注目も集めた。進路について「監督さんと相談して決めます」と話すにとどめたが、関係者の話を総合すると早大を受験する意向という。

 西東京大会決勝では、優勝にも感極まって泣いてしまった。だが今回は「決勝で完封なんて、今までで一番うれしい」と、喜んで黒土を袋に詰めた。曇天も吹き飛ばすようなさわやかな笑顔が、吉永にはよく似合っている。
(日刊)
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

訪問者数
球団別ドラフト情報
福岡ソフトバンクホークス
北海道日本ハムファイターズ
埼玉西武ライオンズ
オリックス・バファローズ
東北楽天ゴールデンイーグルス
千葉ロッテマリーンズ
中日ドラゴンズ
東京ヤクルトスワローズ
巨人ジャイアンツ
阪神タイガース
広島東洋カープ
横浜DeNAベイスターズ
カテゴリ
ショッピング
1月11日発売

12月14日発売
Twitter
最新記事
ブログランキング
にほんブログ村 野球ブログへ人気ブログランキングへ
リンク
QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。