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石川慎不発、東大阪大柏原延長10回力尽きた…夏の甲子園第8日

 初出場の東大阪大柏原(大阪)が延長10回、如水館(広島)の前に力尽きた。高校通算55本塁打の4番・石川慎吾(3年)は1安打に終わり、プロ志望を明言してノーアーチで聖地を去った。唐津商(佐賀)の北方悠誠(ゆうじょう=3年)は今大会最速の153キロを計測するなど、2戦連続2ケタKとなる10奪三振の力投も作新学院(栃木)に逆転負け。明徳義塾(高知)は習志野(千葉)に完敗した。

 最後まで打席が回ってくると信じていた。延長10回2死一、三塁で2番・末武雄貴が打ち取られ、ヘルメットをかぶったまま石川慎吾の夏は終わった。「自分が早い段階で打っていれば変わっていた。僕の責任です」。粘りも実らず、55発男は必死に涙をこらえた。

 何かが違っていた。全5打席で走者のいる場面で打順が巡ってきたが、“間”がうまくとれない。右打席に入る前、高々とバットを上げて「剣道のメンのように」下ろすルーチンがこの日はなかった。「余裕がなかった」。これが甲子園か。味方には失点につながる2失策が飛び出した。9回2死一塁から左前安打を放ったが、後続が満塁のサヨナラ機を生かせなかった。

 報告したい人がいた。小学生のときに所属した軟式野球の「野田ホークス」の団長で、石川慎が5年生だった1月に急逝した上田禎二さんだ。早くから才能を認めてくれ、「僕の野球の父です」と言い切るほどの恩師は、試合中に体調を崩してそのまま帰らぬ人になった。「恩返しのプレーがしたかった」と悔しさをにじませた。

 下馬評を覆して大阪を制し、全国1勝。念願の一発は出なくても、田中秀昌監督(54)は「よく引っ張ってくれた」とねぎらい、ナインの誰もが「慎吾のおかげ」と口をそろえた。「プロを志望します。感動を与えられるプレーヤーになりたい」。4万人に浴びた歓声を忘れず、スラッガーが次のステージを目指す。
(報知)
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