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唐津商・北方悠、自己最速153キロ10K完投も逆転負け

 作新学院(栃木)が“怪物超え”を果たした。2年生エース・大谷樹弘(しげひろ)が、唐津商(佐賀)のドラフト候補右腕・北方悠誠(3年)との投げ合いを制し、春夏連覇の1962年以来、実に49年ぶりの2回戦突破。江川卓(元巨人)を擁した73年を上回った。
 涙はなかった。今大会最速右腕、唐津商の北方悠は10三振を奪って完投したが、7安打3失点(自責1)、1点差で逆転負けした。「甘い球を打たれた。相手の打線が強かった」と脱帽。「今後の自信になる。みんなにありがとう、という気持ち」。最後は笑顔で甲子園を後にした。

 初球に152キロを計時した初戦に続き、初回、1死一、三塁で4番・飯野を迎えてギアを上げた。追い込んでから、外角へ歴代6位となる自己最速の153キロの直球で空振り三振。万全の立ち上がりだったが、4回に1点を失うと、5回1死一塁から左越えへ適時二塁打を浴びて追いつかれた。「一球の集中力が足りなかった」。守備の乱れもあり、さらに遊撃強襲の内野安打で勝ち越しを許した。

 敗戦直後でプロ志望届は「まだ決めていない」としたが、「頑張ってプロ野球選手になりたい」と目標を明かした。「(金沢の)釜田君と投げ合いたかった」。“夢”はプロのステージでかなえるつもりだ。
(報知)
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