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ソフトB 巨人 横浜…5球団スカウト集結 145キロ右腕打っても豪快一発

 今春センバツに出場した静清が榛原を12―4で下し、7回コールドの圧勝劇を見せた。エース野村亮介投手(3年)は打っては3ランを含む4打点、投げては最速145キロをマークして投打に暴れ回った。

 ユニホームを泥だらけにして、静清の野村は投げて、打って、走った。今センバツ以来初の公式戦登板で最速145キロをマーク、バットでも3ランを含む4打点。「今までは後があったけれど、今は負けたら終わりの試合。やらなきゃいけないと思った」。気迫を前面に押し出した。

 約4カ月ぶりのマウンドとあってネット裏からソフトバンク、巨人、ヤクルト、横浜、広島のスカウトが熱視線を送る中で腕を振り抜いた。「変化球が決まらなかったので直球中心でいった」と自慢の直球を丁寧に投げ、5回まで無失点。5月に右足首を捻挫して今春県大会を欠場し、実戦感覚を不安視する声も一蹴する剛速球で広島・松本スカウトのスピードガンは145キロを計測。焼津の大観衆もどよめいた。

 打の方は7番で、2回1死から左前打。直後の投前ゴロの間に二塁を陥れようと、ヘッドスライディングも見せた。そして5回には逆風を切り裂く左越え3ラン。さらに7回には右犠飛と元4番の強打ぶりは健在で「前半から走ったので疲れちゃった。後半は高めに球が浮いた」。6回途中に連打され、走者を残したまま降板して一塁へ。母・友美代さん(44)が「実家へたまに帰ってきても、すぐ友だちとどっか行っちゃう」と言うように、仲間を大切にする野村らしく2番手・山本をもり立てようと横っ跳びするなど気迫の守備も見せた。ヤクルト・小田スカウトは「リストが強いね。腕が振れていたし、センスを感じる」と今秋ドラフトの上位指名候補に変わりないことを強調した。

 それでも光岡監督は「これから帰って練習。このままでは夏は厳しい。ミスも多かった」と苦い表情。静清史上初の春夏連続出場へ、まだ戦いは始まったばかりだ。
(スポニチ)
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