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帝京・伊藤“大人の投球”/東東京大会

 帝京の剛腕、伊藤拓郎投手(3年)が、今夏の東東京大会で初登板した。3回戦の城東戦に先発し、2回1/3を投げて2安打2失点で降板。いったんは一塁に回ったが、前田三夫監督(62)から再登板を命じられ、7回の1イニングを3者凡退に打ち取った。1年夏の甲子園で148キロをマーク。当時のスピードは取り戻せていないが、2年ぶりの夏の甲子園を目指し“大人の投球”に徹する。

 今夏初めて登板した伊藤はピリッとしなかった。都立の強豪城東との対戦。1回は1つの三振を奪い、3者凡退。2回は死球で走者を出しながら2個の三振を奪った。だが、7点リードの3回、2四球と連打を浴びて2失点。5回を想定していた前田監督は「もう少し落ち着いてやらないと」と不満顔。52球を投げたところで交代を命じられた。

 12点差の7回。「最後はちゃんと投げてこい」と再登板を命じられると、直球主体で3者凡退でコールド試合を締めた。「調子が悪いから降板させられたわけではないと思う」と負けず嫌いの一面を見せつつ「7回は真っすぐで押したのがよかった」。初登板を終えてホッとした様子だった。

 昨夏は5回戦で国士舘に敗れた。「この夏は自分がチームを甲子園に連れていく」と意気込んでいる。精神面の成長を期待され、主将に指名された。昨秋の大会後に松本剛遊撃手(3年)に代わったが、主将を経験して「周囲が見えるようになった」。自分の登板以外は無関心というような態度を改めることができた。

 試合後、甲子園で148キロを出した時のボールが手元に戻ってきた。大阪・河内長野市在住の増田正博さん(62)が「伊藤君が自信をなくしていたようなので、届けようと思い立った」と持参して上京。増田さんは当時、九州国際大付の打者が打ったファウルボールを一塁側スタンドで捕球したという。大事に持ち帰った伊藤は「初心を思い出した」とうれしそうだった。

 背筋の張りなどから球速は1年時ほど速くない。だが、前田監督は「ボールの質自体はよくなってきた。大人の投球をしてほしい」と言う。伊藤は「球速はこだわらない。スタミナには自信があります」と、勝利最優先の投球で2年春以来の甲子園を狙う。
(日刊)
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